会長挨拶
日本キャップ協会は、その前身である金属キャップ協会発足から数えて2021年で40年が過ぎました。この40年の間、ペットボトルやアルミボトル缶が普及し、飲料充填処理技術の分野では、アセプティック充填が年々増加しています。
当協会もキャップ関連業界の総合的な発展に寄与すべく、これまで下記の調査研究に取り組んで参りました。
カーボンフットプリントの算定
プラスチックキャップ店頭回収・リサイクル実証実験への参加・協力
食品衛生法改定時におけるキャップ業界への影響調査と会員各社への周知
食品容器・包材のポジティブリスト制度(PL)施行への対応
アルミボトル缶用キャップのLCA(ライフサイクルアセスメント)調査
今後は、政府のプラスチック資源循環戦略を踏まえ、関連業界・団体の再資源化実証実験への協力で、サステイナブルな循環型社会達成に寄与したいと考えております。会員企業の皆様と一致団結し、業界の健全な発展で社会に貢献する所存です。今後ともご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
2022年8月
一般社団法人日本キャップ協会
会長 保木本 亘